レポートの書き方

この間実験TAには否定されたのだが、私のレポートの書き方はデータ分析→文章組み立てという順番である。この方がわりとやりやすいと勝手に思っている。なぜかというと私は数字を扱うのが下手で、何かに合わせて数字を操作するということが出来ないからだ。分析方法もさほどたくさん持っているわけではないし(というかほとんど持っていないし)、どちらかといえば出てきた数字を見て考察や序論、仮説の立て方を考える方が楽なのである。
しかしもしかしたらこれは人にやらされている実験だからなのかもしれない。人にやらされている実験ということは、自分に何らかの仮説があってはじめたものではないため、数字にあわせて気軽に仮説を変更することができる。自分で仮説を立てて行う実験(卒業研究など)はもしかしたら仮説にあわせて分析方法を変えたほうがいいのかもしれないと思う。そもそも仮説を先に中間発表などで発表してしまうためなかなか論文で急に仮説を変えました、とはいかないだろう(私の所属する予定の研究室だけ卒論中間発表会というものがある。うちの専修過程の他研究室にはないらしい。)そもそも数字によって仮説を変えるというのはレポートだから許される暴挙であって、本当に研究をする上では許されないことであるという気もしてきた。
というわけで分析方法を学ばなければならない。しかも自分に都合のいいような結果が出るものを把握しつつ、だ。卒論において一番の問題はこれかもしれない。ああ困ったなあ。

と先への不安を残しつつ、終わり。内容がなくてすいません。思いついたことを書き連ねているだけなので。

さざなみ

あと一つ、めずらしくCDの感想も。

さざなみCD

さざなみCD

実は昔ファンクラブに入っていたくらいスピッツが好きでした。今も好きです。今作は個人的に三日月ロック以来のヒット。「Na-de-Na-deボーイ」に明大前(地元)が出てきて一人小躍りしました。あと「桃」が好きです。というか全部好きです。あーなんの感想にもなってないし。昔に比べて音がすこし変わってきた気は、する。まだ進化するのかスピッツ。もう40なのに…。いやそこが好きなんですよ、何度も言うけど。

画家の生涯

レンブラントの夜警

I was watching the night. I was "night watching".
新宿テアトルタイムズスクエアにて。画家として名声の絶頂期にいたレンブラントがある一枚の絵をきっかけに転落していく。その傍らにいた3人の女との関わりと「夜警」を軸に展開されていくストーリー。

…うーん…。
といった感じが…。ストーリー展開が若干難解で、観客に理解させようという気があるのかないのか。自己満足な感は否めない。しかし、画家もので当たったことがないなあ(「クリムト」然り)。画家の苦悩を描く作品というとどうしても観念的になってしまって、理解の難しい、メタファーに満ちた世界に終始してしまうのだろうとは思う。

地球

最近見た映画から。


アース

新宿バルト9にて。映像美にとにかく圧倒される。音楽も秀逸(なんたって演奏はベルリン・フィル!)。白い狼の凛々しさとアムールトラの優雅さに見ほれた。都会で生活しているということは遠まわしであれ自分の手で彼らをじわじわと殺しているのだ。いまさら文明を捨てることなどできないが、せめて少しでも彼らを守ることはできないか、ということをここのところ考えている。