2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

そして

ヰタ・セクスアリスが読みたい。文庫で買うかネットで読むか。迷うところです。遂に小説のストックが切れてしまったので買いに行かなければ。「変身」は今日買ったのにもう読み終わってしまうんだものなあ。

変身

変身 (新潮文庫)作者: フランツ・カフカ,Franz Kafka,高橋義孝出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1952/07/28メディア: 文庫購入: 18人 クリック: 359回この商品を含むブログ (358件) を見るそして大学の第二外国語はドイツ語だったにも関わらずカフカさえも読…

老人と海

老人と海 (新潮文庫)作者: ヘミングウェイ,福田恆存出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2003/05メディア: 文庫購入: 23人 クリック: 184回この商品を含むブログ (221件) を見る実はヘミングウェイは一冊も読んだことがなかったのです。淡々とした口調で語られる…

檸檬

檸檬 (新潮文庫) 20もの短篇が詰まっているとめまぐるしい世界の展開に頭が付いていかなくて非常に疲れる。主人公が全員肺病、東大生、京都出身ということでほとんど梶井本人だと言ってもいい。生と死の紙一重で織り成されるある種爽やかともいえる世界。主…

みっつ

「本を読むことに何か強迫観念でもあるの」と母に聞かれました。最近はもう強迫的に自分を読書へと追い立てています。埋めなければならないから。

読んでいるのは、梶井基次郎「檸檬」です。次をそろそろ買わなきゃなあ。

ヴィヨンの妻

ヴィヨンの妻 (新潮文庫) 破滅的。もう、滅亡に向かって一直線な感じ。文体は明るいがそれゆえに余計暗い。やっぱり太宰の文章にはなんだかよくわからない力がある。

春琴抄

春琴抄 (新潮文庫) こっちは「美」を永続的なものとするために目を突いた男の話。短いけどやっぱり谷崎。息の長い日本語が優雅。

金閣寺

金閣寺 (新潮文庫)作者: 三島由紀夫出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2003/05メディア: 文庫購入: 16人 クリック: 291回この商品を含むブログ (393件) を見る「美」に対する執着というかもはや妄執。永続的な(、と思われている)美に執着するが故にそれを破…

太陽の塔

太陽の塔 (新潮文庫)作者: 森見登美彦出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/06/01メディア: 文庫購入: 74人 クリック: 444回この商品を含むブログ (731件) を見る笑える。エンタテインメントとしては秀逸。本嫌いの弟(18)も面白がって読んでいます。こうい…

よっつ

気の狂ったかのように文章を読む。隙間を文字と虚構で埋めるみたいに。

次は

太陽の塔(森見登美彦) 金閣寺(三島由紀夫) ヴィヨンの妻(太宰治) 春琴抄(谷崎潤一郎) を、たぶん順不同で。「太陽の塔」は友達に面白いと薦められたので買ってみて少しだけ読んだ。似た人を何人か知っています。笑ってしまう類の面白さ。

久々に

更新。お待たせしました。誰も待ってないだろうけど。グレート・ギャツビー (新潮文庫)作者: フィツジェラルド,野崎孝出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1989/05/20メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 49回この商品を含むブログ (143件) を見るグレート・ギャ…