草の花

読了。これは二十歳そこそこのまだ不安定な時期に読まないといけない。もしくはある程度年をとって青春の思い出を回顧したい頃か。たぶん、そうじゃないと恥ずかしくてもどかしくて読んでいられない。高潔なものの存在を信じることのできる純粋さを未だ保っているか?
擦り切れていない若さはそれゆえに美しい。